2024年9月26日をもって、CASTは創立5周年を迎えたことをご報告いたします。
創立以来「あらゆる場所にセンサーを。」とミッションを掲げ、配管減肉モニタリングシステムの開発と、生産体制・品質の向上を重ね、石油化学領域を中心に製造業のお客様の安全性に寄与する製品を作ってまいりました。お客様をはじめ、多くの皆様の支えがあったからこそ5周年を迎えられたこと、厚く御礼申し上げます。
私たちはこれから、ミッションを具体的な製品にしてお客様にお届けできるよう、挑戦してまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
<代表取締役 中妻よりご挨拶>
「あらゆる場所にセンサーを。」
このミッションを掲げ、私たちはCASTを立ち上げました。5年前に構想したこの理念は、現在においても普遍的であることを、事業を進める中で実感しています。計測技術は古くから存在し進化を続けていますが、私たちは真に意味のあるデータを提供することで、安全で便利な世界の実現に貢献したいと考えています。
創業当初のプロトタイプは、設計が未熟で壊れやすく、性能も十分ではありませんでした。しかし、お客様からのフィードバックを基に開発を進めた結果、現在の配管減肉モニタリングシステムという製品を確立することができました。協力会社様の支援によりセンサーの生産工場を立ち上げ、品質と生産体制も大幅に向上しています。現在、石油化学領域のお客様の要望を満たすための技術開発も最終盤を迎えており、より多様なニーズに応えるための準備が整いつつあります。
私たちは、多くの株主の皆様に恵まれ、資金面だけでなく、事業面でも多大なご貢献をいただいています。お取引先企業様もまた、CASTの製品を広めるために多大なご協力をいただいています。この支えがあったからこそ、私たちはここまで辿り着くことができました。
CASTが1周年を迎えた2020年には、創業者と2人のエンジニアだけの小さなチームでしたが、今では13人のメンバーが集まり、ハードウェア設計からシステム開発まで、すべてを自社で完結できる体制が整いました。営業メンバーの増加により、今では初期と比べ物にならないほど多くのお客様に製品を届けることができています。創業の理念に共感しCASTに加わった一人一人にも、心からの感謝を伝えたいと思います。メンバーたちの熱意と努力が、CASTの成長を支えてくれています。
現在は配管減肉モニタリングシステムの提供に注力していますが、将来的には、より多様な物理情報を収集するプラットフォームを築き、様々な分野で価値を提供することを目指しています。「あらゆる場所にセンサーを」をさらに具体的な製品としてお客様に提供できるよう、私たちは挑戦を続けます。
これからも、皆様からのご支援を力に、自ら変化を起こし、事業を確固たるものにし、さらに飛躍してまいります。CASTを支えてくださった全ての皆様に感謝し、共に新たな未来を創り上げていけることを楽しみにしています。
今後とも、CASTをどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 中妻 啓