CASTは、マレーシアにおける海外拠点を開設したことをお知らせします。拠点とするのは、マレーシアのサイバージャヤにある「Center of Garage Malaysia(以下「COGMY」)」で、2024年1月より入居し、海外進出の足掛かりといたします。今回の海外拠点開設により、マレーシアのプラントなどでCASTの「配管減肉モニタリングシステム」の実証導入案件の獲得を目指してまいります。
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■拠点の概要
マレーシア経済特区のサイバージャヤに開設されたCOGMYに2024年1月から入居し、現地のプラントなどでの実証導入案件の獲得や現地パートナー企業の獲得など販路拡大活動の足掛かりといたします。1月16日にはCOGMYのオープニングセレモニーが開催され、CASTからは代表の中妻が出席しました。
・営業所名:Center of Garage Malaysia
・所在地:Block 2330, Century Square, Jalan Usahawan, Cyberjaya, Selangor
・開設日:2024年1月16日
■海外進出の背景
CASTは2019年9月に創業し、独自の耐熱・フレキシブル・薄型の特徴を有する配管減肉モニタリングシステムを開発・販売してまいりました。同システムは高温環境でも壊れず、工場配管やタンク等の厚み変化をモニタリングし、腐食などによる配管・タンクの減肉を検知するものです。検知したデータはネットワーク上に格納され、「いつでも・どこでも・誰でも」確認できます。常時かつ遠隔でモニタリングでき、危険な工場内での検査の負担軽減及び事故防止や設備寿命伸長の実現を可能にします。
製造現場における配管の減肉による事故発生や生産停止のリスクは、製造拠点に関わらず世界共通の課題です。なかでも東南アジアは経済成長率が高水準を保っており、技術を活かして現地の課題を解決し、共に成長することが可能と考えています。まずはマレーシアに拠点を構え、現地のプラントなどで同システムの実証導入案件の獲得や現地パートナー企業の獲得などによる販路拡大を目指してまいります。